▼坂本九音楽祭!ミューザ川崎(2004.09.09) ----- ままちー

2004年・9月9日(木) 開場18:00 開演19:00  天候・小雨

川崎市制80周年記念公演ということで ミューザ川崎で行われた『坂本九音楽祭!九ちゃん!!夢であいましょう・あいたかった』
(正式タイトルです)に 行って参りました。 若干、ぱたっこさんのレポで 重複している部分もございますが まずはご報告をば…

なお、後日 NHK−BS2で 当日の模様がオンエアされますので、コレを楽しみにしている…とおっしゃる方は、
ほぼネタバレ&色物課の独断と偏見となっている このレポは、オンエア後 お読みになることをオススメします。


ワタクシが 会場に着いたのは 開演ギリギリの18:55.若干、焦りつつも コンサートでの遅れは当然っ…などと
余裕でホールに 入ったとたん暗転!! ワタクシのシートが ドアから近くなければ オープニングのピアノが流れる中
怪しい動きの親子連れが 係員に つまみ出されたかもしれませんわ(笑) 
ということで 開演は ほぼ定刻。さすが 某国営放送が入っているコトだけはあります(オイオイ…)
楕円形のホールの ほぼ中央に設けられた 半円形の真っ白なステージ中央にある ピアノを取り囲むように セットされている楽器たち。
その後方には 大きなスクリーン。
当日は ステージ袖だけではなく、ステージ後方の2階席部分を貫くような“階段”を設置して、出演者が 階段を通って
ステージに降り立つ…というような 2階後方に座ったファン垂涎の仕掛けアリ。オープニングで 一仕事終えた(笑)出演者が
ステージ正面の1階席で“待機(観覧と言うべきか…)”しているという場面もアリ…まさに 現場の臨場感溢れる 観覧となりました。
まずは 全体の流れとしては…

オープニングで、半円形のステージに まずは 「見上げてごらん、夜の星を」のピアノ伴奏が流れる中、日大高校・中学吹奏楽部
(九さんの後輩)の演奏、当日のフルバンド登場。当日の出演者が 一人ずつコールされ、件の“階段”から スポットライトを浴び登場
(モチロン、堅さんの時には 大きな拍手がございました。ちなみに 某歌手さんの登場では“黄色い叫び声”が…熱いです(笑))。
階段状に作られたステージに 等間隔に並び、堅さんは 正面により近い 右手側にマイクを持って立ちました。
衣装は やはり曲を意識してか 黒の比較的プレーンな テーラードスーツに 白いシャツ姿。髪は 若干、真っ黒というよりは
栗色がかっていたように見えました。
その後、出演者 一人一人が 九さんや、今日のイベントに対する思いをコメントし、自ら名乗るという 心憎い演出がございました。
会場が薄暗い中、九さんと 同じ事務所という 西田ひかる嬢に スポットが当たり、彼女のコメントを皮切りに、堅さんは 
12組中 9番目にコメント。昨年の「見上げてごらん、夜の星を」をカバーしたコトなどを述べて、柔らかな口調で
『今日も 心を込めて 歌いたいと 思います』と話し、最後に『平井堅です』と 深々と一礼。緊張はなさっていたのかもしれませんが、
意外にも 落ち着いた表情で話されていたので 安心致しました(母の気分…笑)。 
少々脱線しますが…その演出の最後が 布施明さんのコメントだったのですが…
ワタクシ個人的には、日本を代表するヴォーカリストのお一人として 注目しておりましたが、やはり コメントなさっている時の
<声>自体の力が スゴい!!!他の出演者が マイクを口元に近づけて話す中、一人だけ“離して”発声しているにも拘らず、
ホール全体に 隈なく行き届く声は すばらしいものがございました。
そして その声に反応なさったのか、布施さんを じ〜っと見つめて 話に聞き入っている堅さんの姿にも、嬉しくなりました。
(若干 手元のマイクの握りが気になってるご様子ではありましたが…ご愛嬌ということで…ハイ)

そして オープニングが終わり 暗転。次のステージに備え、出演者が 次々と舞台袖や ステージを降りていくのですが、
なんと堅さんが ステージの目の前の座席(10席ほど)に 数名の出演者と共に着席。
座席中央に テレビカメラが陣取っておりましたので 左サイドには(左端から) 黒柳徹子さん・河村隆一(?)さん・堅さん
・南こうせつさん・永六輔さん…右側は 九ちゃんファミリーの方々。
舞台上には 九ちゃんの出身小学校の子供たちが登場して参りました。
当日 司会進行役の徹子さんは 青いサテンのローブ・デコルテ…かなりの長さの裾だったので 椅子席に納まらないスカート裾を
大きく広げていらして 遠目からでも ハッキリ確認できましたし、堅さんは やはり あの身長なので、座っていても頭がポッコリ…
おかげで 他の出演者の方が ステージで歌っている途中での堅さんの動きも ハッキリと拝見できました(笑)。
しかし ワタクシ自身、子供たちの歌う『ともだちのうた』に いきなり目頭が熱くなりまして…正直 堅さんの方を見ている余裕も
なくなりまして(苦笑)…というわけで すべて見ていたワケではございませんが どぉやら お隣に座られた 南こうせつさんが
堅さんに なにか話しかけていた様子。しかも 某堅友さん情報によると 足元に 徹子さんのドレスの裾が 広がっていたのと
こうせつさんが 足を組んでリラックスしていた為、足を伸ばすスペースもなく、膝頭をそろえて チョコンと お行儀良く座り、
こうせつさんの話を 聞いていたそうです…フフ…可愛いじゃございませんこと〜♪(←妙なツボに入ってる…笑)
そして 石井聖子さんの歌を皮切りに ベイビーブー&マミさん・西田ひかるさん・布施明さん・河口恭吾さん(このとき 最上階にいた
熱狂的な恭吾ファンが スタンディング&両手を曲に合わせて左右にフリフリ…目立ってましたわ)・河村隆一さん(お隣の席の方が
どぉやらファンの方だった様子。オペラグラスで 細かく観察&満面の笑み)…そして このステージの締めに 南こうせつさんが
『幸せなら手を叩こう』で 会場を盛り上げて…リラックスしたムードの中、徹子さん登場。
バンドが下がって、九ちゃんファミリーのMC&歌のステージへ…。

暖かな 会場の雰囲気の中、九ちゃんが作っていたという未発表曲や、先日リリースしたばかりの『心の瞳』という曲など3曲を
ご家族(由紀子婦人・大島花子さん(長女・歌手)・舞阪ゆき子さん(次女・女優))が披露されておりました。
ともすれば 湿っぽくなりがちな思い出話や 歌なども、お3人の中に 確実に九ちゃんが息づいているコトを 思わせるが如く、
どこまでも優しい表情で、嬉しそうに歌っていらした このステージを拝見できたこと…これだけでも 今日、来た甲斐があったなぁと
心から 思いました。
コレに続いて 永六輔さんのMC。さすが 長年、司会業などもなさっているだけあって 流れるようなトークに さりげなくちりばめられた
九ちゃんとの思い出話、笑いなど…会場の方が グッと引き寄せられて ラストに一言。
「あの世で会いましょう」…(九ちゃんが 徹子さんと 長年やっていた 人気番組「夢であいましょう」に 引っ掛けて…
会場爆笑…サスガです(脱帽))

そして 間を置かずに 次のステージへ…ラグフェア・布施明さん(今度はアコギで 弾き語り…さすがです)と続き
いよいよ 堅さんの出番が…。
布施さんの歌の途中で、2階席後方のドア付近に 案内の係員のお隣で 静かに出番を待つ堅さんを発見。そして間もなく、歌が終わり
大きな拍手の中、会場が一気に暗転。今までの中でも、本当に 足音も見えないほどの暗闇に、
会場のお客様の“コレは もしや…”という期待が渦巻く中、あのイントロが…階段上方に スポットが当たり そこに 背筋を伸ばして
すっくと立つ堅さん。大きな拍手と共に 階段中央辺りまで ゆっくりと下りて、左手に しっかりとマイクを持ち、右手を大きく広げて…。
何度となく テレビで拝見している場面とはいえ、会場の暖かなオーディエンスに包まれ 一つ一つの言葉を 大切そうに歌う姿に
グッと引き込まれたコトは 言うまでもありません。音響もかなりイイカンジにまとめられており、堅さんの 優しい声が ホールの隅々まで
行き渡っておりました。 曲を歌い始めた時、一部のお客様から 邪魔にならない程度の“手拍子”が沸き起こったのですが、
堅さんの熱唱をみるにつけ、自然と手も止まり、静寂に包まれる中 九ちゃんの映像や 声と共に ステキな時間は 流れて行きました。

そして 大きな拍手のあと、ステージには オープニングと同じように 勢ぞろいした出演者をバックに、徹子さんが最後に 
数え切れないほどの 九ちゃんとの思い出を、声を詰まらせ 目頭を熱くなさりながら語り、フィナーレへ…。
某情報番組でも流れていた 出演者全員による『上を向いて歩こう』。
ココの場面では 各パートごとに 順次歌っていくリレー形式で、堅さんは ご自分の出番を待つ間も かつて「LIFE is…ツアー」で見せた
伝説の“華麗なるステップ”を思わせるような ノリノリ加減で…ラスト近くには、満面の笑みで 中央の布施さんの辺りまで
思い切って移動したり…いつから こんなに積極的になったんでしょうか…堅さん(笑)。 
いずれにしろ 今日は終始 笑顔で通されていた堅さん…ファンとしては それが一番嬉しかったような気が致します。
(詳細は、10月8日にBS-2で 放映される映像を ご覧下さいまし。)
この日、一番大きな拍手の中、出演者が 左右に交差しながら ステージを降りていきました。 そんな中、こうせつさんが 堅さんと
すれ違いざま、堅さんの腕を取り(肩を叩き?)なにか 労いの言葉をかけていらっしゃった様子。こうせつさん…いい人だ(笑)

終演は 特にハプニングもなく、ほぼ段取りどおりだったと見えて 20:50ごろだったと記憶しております。
下に下りていくと、ホール入り口付近には、当日の出演者のCDの 販売コーナーが設けられており、黒山の人だかりが…
階段の上から チラリ見やると、ナント 九ちゃんファミリーの方々が、直接ファンの方に CDを手渡しなさっていて、
ステキな笑顔と共に 感謝の言葉を…あぁ…なんて 心温まる光景だ。
手売りや 小さな地方イベントをおざなりにして、大金をかけて 大掛かりに、かつ 緻密に計算したプロモ情報だけで 
CDを売ろうとする昨今ですが、基本は こんなところにあるんだろうなぁ〜と 改めて思った 一場面でした。
そして ゲートを出たところには 恒例の 各レコード会社・事務所・メディア・各界著名人の方からの お花。モチロン、
堅さんのお世話になっている 某事務所のコアラ似社長(堅さん借り)と 某レーベルさん(なぜか横文字…読みづらかったし…苦笑)から
キッチリ届いておりました。
以上、ワタクシが記憶している部分だけをレポさせて頂きましたが、後日、放映される映像と、若干ズレてくるかとは思いますが…
それは ワタクシの記憶力の無さ…と言うことで 許してチョンマゲ(笑)

<追記>
今回、実質的な ミューザ川崎のこけら落とし公演とも言えるべきイベントの舞台となった シンフォニーホール会場の形状は、
楕円形で、間口22m・奥行き14mというサイズに対して、天井高22m!!つまり…アリーナ(1F席)は かなり小さめですが、
大半の座席図を擁する2・3階席は「すり鉢状」に据えられており、ステージを 柔らかく包み込むような雰囲気でございます。
さらに最上階(4階)でも 余裕で ステージが観覧できるほどの距離ですし、何よりも どの方向からでも ステージが 
満遍なく見えることは 特筆すべきことでございました。音響は モチロンのこと、一つ一つのシートも ゆったりした座席なので、
気持ちよく 音を楽しめる…まさに理想的なコンサートホールでした。
(当日、ご一緒させていただいた エンジェラーさんの 一致した意見としては…『ここで Ken’s Barを ゆっくり楽しみたいねぇ・・・』
  …某事務所さん、ご検討ヨロシコ(笑))

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