▼Ken's Bar 2004「長野エムウェーブ」 ----- ままちー@色物課

7・11 晴れ 長野Mウェーブにて Ken‘s Bar 開店(16:30開演予定)

今回、全国5箇所で行われる中で<日帰り>が必須条件のワタクシが 唯一チョイスできた ※ 長野MウェーブのKen‘s Barに
行って参りましたので いつもながら 色物課独自の“小ネタ”なども取り混ぜての ライブレポをお届けいたします。 
※実際は チケット申し込み後 河口湖バーで 旅行会社のシャトルバスが出ることとなりました…ガクンっ(泣)

今回 テーブルをご一緒するY嬢と 共通の友人M嬢と 長野駅に 高速バスで到着後 相変わらず グッズ購入などの用がないので(笑)
すぐに会場に向かわず 暫し<喫茶店>で 歓談。その店で angelの堅友A嬢が合流。 歯に絹着せぬ 辛口トークで盛り上がり
テンションを徐々に高めて いざ シャトルバス乗り場へ…(私以外の3人は 伊勢参戦組だったので そこで 情報収集)
当日のバス乗り場には 今 話題の<プロ野球オールスター戦会場行きシャトルバス>と <平井堅ライブ会場行きシャトルバス>が
至近距離で停車しておりましたが 案内の係員の方の 見事な捌きで 間違えることなく…というか 明らかに客層が違いまして…(笑)
横をすれ違う 野球ファンのギャル数名(笑)が“平井堅のライブだって…あはは”と 動物園のコアラ舎を 眺めるような目線でチラ見…
照れますがな(苦笑) 
帰りは ギリギリの新幹線のため 気の利くM嬢が タクシーを手配済み…臨時のチケット売り場で「片道を」と告げて300円を
支払いました(往復600円)。
時間も押し迫っていた為か バスは次々と到着し スムーズに会場へ…
(幹線道路を走行途中、なぜか「焼肉サカイ」という看板を 4人ほぼ同時に発見っ!…パーカッションのアノ方…合言葉は<朝から肉>
…今朝は食べましたか?サ●イさん?(笑))
会場到着時の 運転手さんの「帰りもここに 来て下さい」という 素朴なアナウンスに ほっこりして降車…長電さん、ナイスです(笑)

会場は 言わずと知れた 冬季オリンピックのスケート会場となった施設で ぱっと見の大きさとしては 代々木体育館を 若干小さくした
程度か…会場周囲は 芝生に囲まれており 幸せいっぱいの カップルが 和んでおりました(裏山〜)
会場ゲートは スタンド席と アリーナ・テーブル席とが別になっており チケット確認後 お決まりの荷物チェック。
テーブル席は コースターなどが すでに テーブルにセットされている模様で 入り口では なにも渡されず そのまま中へ…
すると そこには…物凄い行列が(驚)…どうやらグッズ売り場の行列の模様。
今回 伊勢ライブ参加者からの情報だと 伊勢では グッズ売り場の混乱は さほどなく スムーズに買い物が出来たとのことでしたが…
これは 一体?? 
(どうやら 伊勢は ライブ初参加者が 多かったとのことで グッズに関しては 様子見の方が 多かったせいか…という分析…ナットク)
まずは ライブの基本・トイレ位置の確認…コレが今回のネックでした(苦笑)…どこも 物凄い混雑ぶりで あちこち彷徨ってる間に
スタンド席の方のための“軽食コ−ナー”発見。フランクフルト・ワッフルなどなど 意外と充実の品揃え…フムフム。
そそっ、まずは トイレ…しかし どこもかしこも 30人以上の大行列で 係員の方の案内もビミョーなもので…で、わかったのは…
なんと トイレの数自体が 恐ろしく少ないという事実…一箇所平均4個室(爆っ)! それが 会場のスタンド席の ほぼ真下の細い通路に
ポツリポツリ…コレ…ライブ開始が 遅れませんか?(実際に 若干のズレ)
一抹の不安を抱きつつ ギリギリにトイレを済ませ 4人テーブル席のゲート(アリーナ前列に 柵が設けられており その切れ目に
チケット確認の係員)をとおり 自分たちの席へ…(同行者のプライバシー配慮のため 具体的な番号は 控えさせていただきますが…
<二度と巡ってこない席>ではございました。…●さんに感謝)
とりあえず 時間も押し迫り 椅子の位置を微調整…このとき真横の位置に座ったY嬢の 前に座っていた カップルの男性が 後ろのY嬢と
重ならないように 気を配って下さいまして…サスガっ!
会場には 店長セレクトのBGM(今回はJBなどの定番のほかに AOR風の曲が 若干多目か?)が流れておりましたが それが 
ライブの始まりを告げる『even if ~instrumental~』に変わると 自然と拍手が起こり 会場のライトも 徐々に落とされて…v 今まで 特に感じていなかった“緊張感”も高まり 思わず Y嬢と 顔を見合わせ 苦笑い。

パープルとブルーの 細長いサーチライトが 会場を照らし 18:43ごろ ステージ中央の壁面に設けられた 黒い“カーテン”から
まず 石成さんが登場。墨色のキャスケット帽と 同系色のTシャツとパンツ、ベージュのシャツという いつもの風情(好き☆)
そして いよいよ…お出ましです(笑) 服は 伊勢と同じ雰囲気の ウオッシュ加工のベージュの半そでシャツで インナーには
ロゴ入り・ピンク系オレンジのタンクトップ(?)を重ね ウワサの“穴あきブルージーンズ”(笑)…鎖骨の辺りには 比較的大き目の
丸いシェル(黒蝶貝か?)のチョーカーが…。足元は オシャレな革素材の “ビーサン風”で ほぼ裸足でございます(笑)
会場からは“カッコイィ〜”という…悲鳴というよりは ため息が漏れ それに 余裕で応える堅さん…すると 会場にライトがあたり
堅さん自身の目で 客席を確認できた瞬間、あまりの会場の大きさ・人数に おどけた様に驚き 和やかムードで スツールに…

まずは ファンの間では 人気の高い『キャッチボール』で 第一部は始まりました。
すると 堅さんの歌声が会場に響いて 風情は まさに“温泉ライブ”(スピーカから流れてくる音が 壁に当たり コンマ数秒あとに戻ってくる
やまびこ風の反響)
…これは 会場が もともと<スポーツ施設>として設計されているため 仕方のない状態ではございましょうが 歌っている堅さんにとっては
若干 やりづらい部分が 多々あるのでは?と 老婆心全開で この名曲に 聞き入っておりました。
(堅さんの足元に モチロン、モニターは設置してありますが…)
歌声は かなりスムーズな印象…いい意味で 肩のチカラが抜けている感じでございました。

曲が終わり 堅さんの「ようこそケンズバーへ…」という いつもの一言でMC開始。
「(明るくなった会場を見渡して)オッ!巨大…広い…!」(まんまやんか?)
「今から遡ること…ここで 冬季オリンピックが開催されたんですよね?」と 言ったのに 会場からの返しナシ(苦笑)
仕方なく 自ら「8000人もいて 返しはナシかい?…ま、だからどぉっていうことは ないんですが…」と ノリ突っ込み…ご苦労様(笑)
「…実はね 長野は“初”コンサートなんですよ」(会場から 温かい拍手)
「今夜は盛り上がっていくぞぉー…長野BOYS&GIRLS〜♪」(拍手&笑)
「長野の地元の方って どれぐらい…(と 尋ねて 数名挙手…すかさず) 『少なっっっ!』」(かなりの大声…テンション高っ)
「お酒のチカラでも借りて “ハッスル”して下さいね〜」(ハッスルって…プッ(笑))
と ここまで 一人気を吐く 堅さん。 しかし なぜか 大人しい目の客席…それとも 今日の堅さんのテンションの高さに
ついていけないのか?(苦笑)  それを見て取るや 堅さんが
「ん〜…盛り上がってないですので 今日はMC少なめに 行きたいと思います(苦笑)」
と 振ると 客席からは 一斉に“え”――――っ?!”というブーイング。
堅さん…うつむき加減に ニヤリ(笑)
「ライブのとき このような会場では“楽屋”があって…大抵 フツーの部屋なんですが、今日の部屋は「王様」のような部屋で…
部屋に じゅうたんが敷き詰められて それが トイレまで続いてまして…トイレまで はだしで行けるっていうような…で、聞いたら 
オリンピックのときに 天皇陛下が観覧していたお部屋だそうで…(一同 ヘ〜♪)…なんでしょうか…こぉねぇ…同じ便器を
使っているかと思うと…厳かな…気持ちにですねぇ…」(かなり引っ張ってました…この話題)

次の曲に行く前に…
「曲をチョエス(チョイスやろ?…笑)するにあたって 『昴』みたいな あまりにも有名な曲を…そのような曲の“良さ”をシェアしたいと思い…
あ、シェアって…分けるってことね…(笑)」というMCの後に…
ブルーの 落ち着いた雰囲気のライティングの中 ビートルズの名曲『イエスタディ』を…ギターのイントロが とても美しく 
フルバンドとは また違った趣向の一曲でございました。

MCナシで 次に ユーミンこと 松任谷由美さんの代表曲『Hello, my friend』…1994年に シングルとしてリリースされた曲を
レッド・エメラルドグリーン・夕景色と 変化するライトの中、地声ギリギリのあたりまでを駆使して 気持ちよさげに歌う堅さん。
「(歌い終わって)…切ないねぇ〜(笑) 夏の終わりの ニオイ…湿った空気…夏の恋の思い出を 思い出すよねぇ…(しみじみ)」
「(今歌った この曲は)ユーミンさんと 同じキーで 歌ってるんですが…女性歌手の方では あまりないですねぇ…いいんですよ…
 イヤ、だから どぉしたってコトじゃないですけど…(苦笑)」

ここで ふと 思い出したように…
「スゴイ リラックスしててねぇ…」と 呟いたとき 会場から“ケン様〜〜〜”の掛け声が…すかさず がっつり食いつく堅サマ(笑)
「ヨン様より イケてる?」(爆笑)
「CMあるよね?…上戸彩ちゃんと一緒に出てる…ボクも 上戸彩に「元気ハツラツ?」と聞かれて「オフコースっ!」って 言いたいです。
そうい言えば その前は 新庄選手とやってたよね?ビルのベランダの柵越えて…で…知ってる?新庄、ウィンナーの宣伝もやってて…
(会場笑) 最後に「good morning sir〜」って言うけど…アレってどうなの?(笑)
今日は カメラ入ってないから 何でも言えるわ…あはは」(オイオイ…笑)

ここで石成さん 一旦退場で 入れ替わりに (鈴木)マサルさん登場。お洋服は 伊勢と同じく ベージュ系の地に 白抜きのドット
(水玉模様)のシャツに 同系色のパンツ。足元は お決まりの“つっかけ(革のサンダル風)”。会場から“マサルさ〜ん”の掛け声…
堅さん すかさず…
「おっ、マサルちゃん 小人気(笑)」と 伊勢と同じように ネタを振るが 会場からの“返し”がなく…すると…一瞬の間をおいて
「ナニっ、無視しとんねんっっ!!!」と 真顔で怒る堅さん…ま、半分は 冗談でしょうが さすがのY嬢も コチラを振り返り
“堅ちゃん、コワ〜い”と 一言。 ふと 気になって 同じテーブルの 小学4年生くらいの女の子を チラリと見ると
確かに 顔が 引きつっていますわ(苦笑)。いつもの ド緊張モードの堅さんならば たぶんここで 焦って謝るところでしょうが なぜか
「イヤ、冗談ですよ…」と 軽〜く 苦笑い。コレって 調子のよさの 表れかも…じゃぁ 喜ぶべきでしょう…か?(苦笑)

「暑いねぇ〜?(笑)…先日も、川で泳ぎまして…多摩川の下流のほうなんですけど…多摩川の河口近くの 糞尿まみれなところで泳いでですね
…(会場から 一斉に「え“――っ?」という声が)でぇ 鈴木さんと スタッフなんかと 一緒に行ったんですけど…
鈴木さんには“こんなところで泳ぎたくないっ”と 断固拒否されましてねぇ…仕方なく僕は一人で泳いでいたんですけど…
その時 僕は水着を持ってなくて 鈴木さんは持ってたんで…ビキニじゃなくて、トランクスみたいなヤツを…借りましてね…。
でぇ…鈴木さんに「コレ、洗って返すね?」と言うと 「もぉ その水着いらないっ!」と…「捨ててくれっ!」と 言われまして…
(寂しげに)それは その(泳いだところの)水がイヤだったのか…それとも…<堅自身>が触れたのが イヤだったのか…
(このとき 何気なく マサルさんの方を見ると“堅自身”と言った時に 思いっきり頷いているのを目撃…そうだったのね、マサルさん?(苦笑)
(客席からは「ちょうだ〜い」という声が…笑)…まっ、結局 捨てたんですけどね。」
※  確か…数年前も その場所で 鈴木さんと 泳いでいらっしゃいましたよね?二●玉川…お好きなのね?(笑)

「そういえば…みなさん 飲んでます?ビールは やっぱり キリンラガーと なってます(笑)」と 振っておいて 次の曲は
やっぱり『デスペラード』(会場より 薄っすら拍手…笑)
ステージ全体が 赤と青のライティングで覆われて その中を ノビノビと歌い上げる堅さん。途中の歌詞で♪open gate~♪という
フレーズがあるのですが そこで 右手で 扉を開けるようなフリをつけていらして 歌詞の世界観を 自分なりに表現しようと
していらしたのでしょうか…CDよりも ほんの少しだけ“オトコっぽい”力強さも 加わったように感じました。

ここもMCなしで 印象的なピアノのイントロで『even if』が 静かに始まりました。
今日 歌っていらした曲の中では たぶん 一番多く歌っていらしてるハズだからかもしれませんが、 堅さんも そして マサルさんも
体全体を使って 情感タップリにプレイしていらして…改めて この曲に グッと引き込まれたことは 言うまでもありません(幸)
ふと 見ると 堅さんの額の辺りに 汗がキラリ…いつもならば この数曲前(場合によっては ライブ開始から)の段階で
タオルでも 間に合わないぐらいの 滝の様な汗をかいていらっしゃることがあるのですが 今日のこのステージに限っては
せいぜい額くらいで 首や 胸元には それほど汗もかいていらっしゃらない様子。本当に 今日は 調子がよろしいんですね?(喜)

「1stステージは ちょっと お葬式みたいでしたが…イヤ、なにも 自殺に追い込もうってワケじゃないですよ?」(会場笑)
というMCのあとに 静かに ピアノのイントロが…『LIFE is…』です。
ステージの壁面には 宇宙空間…天井付近まで広がる 星の映像が映し出されて そこに 会場の外まで 飛んで行きそうなくらいの
堅さんの歌声…先ほどの『even if』とは違い コチラは比較的 動きも少なめですが その分 曲と声のよさが 最大限に引き出されて
いたように思います。 オーディエンスも ステージに吸い込まれるように集中しているのが ひしひしと感じられました。
ピアノの最後の一音まで キチンと聞いてから やがて 大きな拍手が…1stステージ終了でございます。

この時間には ステージ正面のスクリーンに キリンラガーのCM映像と PV(キミとも・瞳を…・style)が 流れ それを見ながら歓談。
そこで テーブルにセットされていた 現地のホテルの仕出し<お弁当>を頂きました。 内容は…
サンドイッチ3種(ツナ・チーズ・卵) スペアリブ・ポテト(ドチラも辛め) 唐揚げ・ウィンナー・ピクルス・サーモンマリネ・
シャケのスチーム(タルタルソース添え) ナッツ・チーズ・ムース・オレンジ など…全体的に 食事というよりは“おつまみ”に近く
味付けも濃い目なので お子様には チト 厳しかったかもしれません。
そして ドリンクのバーボン(水割り)が アッと言う間に なくなったことは 言うまでもありましぇん(苦笑)
そして 懸念していた<トイレ>には やはり行っておこうと思い 開始15分前に…案の定 物凄い 行列をなしておりましたが
ライブ途中で トイレに立つわけにもいかないので ジッとガマンで並び なんと ステージに メンバーが到着する5秒前に
ギリギリ着席…(大滝汗) トイレ問題…これだけは なんとか 改善願います(苦笑)

そして 45分の休憩時間を終了…20:15ごろ 2ndステージ開演。
ステージ後方のカーテンから 次々とメンバー登場。 マサルさんは 薄いプリントの入った 白っぽいシャツと チャコールのパンツ…
インナーは うぐいす色のタンクトップ。 石成さんは 1stと ほぼ同じ衣装(インナーを白にチェンジ)。
そして パーカッションの ラムジーこと 坂井さんは マリン風の 白いスキッパーシャツ(襟開きにヒモのアクセント)。
ふと 見ると 正面向いて右手後ろの バーカウンターに バーテン役スタッフの向かいに 座っているのは いつも控えめな(笑)
ベースの かんちゃん こと 大神田さん。(一曲目は お休みです)
黒いハンチング帽に 薄いグレーのシャツに インナーは黒いTシャツ。黒いパンツ…全員で 色のトーンだけは 合わせているようです。
そして 店長登場。やはり 伊勢と同じく『キミはともだち』を意識した やわらかいピンク系のシャツに 若干くすんだオレンジ色のネクタイ
黒いベルト。足元は ソフトレザーの白いスニーカータイプのシューズ。 堅さんにしては珍しく かなり小さめの ゴールドのネックレス
(クロス)が 襟元から チラっと覗いておりました。
そして 『Kiss Of Life』…いやがうえにも 盛り上がる一曲です。モチロン 手も振って…
(私、うっかり 手に持っていたボールペンまで フリフリしてしまい 慌てて 片手で フリフリ…失礼しましたっ)

ここで メンバー紹介(珍しく それほど絡みナシ…笑)。そして曲は『when you wish upon a star』…堅・スキャット炸裂っ!(笑)
自然に手拍子が始まり 会場のノリもなかなか…若干控えめな方が多かったようですが ココからイイカンジに 温まってきました(笑)

そして次には 堅さんの初期の頃の代表曲『片方ずつのイヤフォン』…伊勢では 地元<赤福バージョン>で歌われたようですが
今回は ノーマルバージョンで…かなり メンバーのノリもよく 堅さん自身も 途中の♪〜波音のリィ〜ズム〜♪のところで
右手でウェーブを作って 波を表現(笑)。 会場の方で 伊勢のセットリストで この曲をお勉強してきた方は やはりイントロ部分から
反応されていたようですが、 初めて この曲を聴く方もいらしたようで…でも 曲の中盤では 全員が手拍子…そしてラスト近くに
なぜか堅さんが 両脇の マサルさん・石成さんに目配せして 口元がニヤリ…ナニか 意図していたことでも あったの???
そしてラストには なぜか アノ方の 決めポーズを…ケンはケンでも 横須賀を代表する ベテランエンターティナー…私の敬愛する
横山ケンさんの<イイネッ>の時の 人差し指と 親指で ピストルのような形をつくり 顔の前で…決めっ(笑)!
「この曲は ボクの2ndシングルでして…1stアルバムに 入ってるんですが…イヤイヤ、別に<旧譜>を売ろうとしているワケじゃ
ないんですけど…(苦笑)」
(途中、この曲の 出来たいきさつ・ヒントなどを 紹介…ご存知の方も多いので 略します)  そして…
「アノ…ボクの話は オチがないから…覚悟してね」(会場から「わかってるぅ〜」の返し…堅さん苦笑)

「で、次にトライするのは…アタマがまだ チリチリしている頃…佐和子から“頼むからやめてくれっ”という手紙が 何通も来てた頃に
 <アカシロ(紅白)ドンドコ歌合戦(笑)>に ハツスツゾウ(初出場)した時の曲で…赤組の歌の後がボクで その時 出番を待ってる時
この曲を聴いていて “ヨシっ!ボクもガンバローっ”と 勇気を貰った曲で…こぉ〜(曲が始まる前に グループ名を紹介できないので)
名前を言えないもどかしさも あるんですが…ダンスも 物凄く上手な 彼女たちみたいに ボクも こぉ〜踊れれば いいんですが…」
とまでいうと会場から“踊ってぇ〜〜〜”という掛け声が…すると いつものお決まりのネタ登場…
「ね?まぁ ラ・ムーの●池桃子バリの ニブ〜いステップでね…」(ナイス)
そして 演奏が…モーニング娘。の『I WISH』でございます。
ステージには 青と赤紫の空に マーガレットを思わせるような 花模様のライトがあたり 優しい雰囲気に。
1コーラス目は ピアノ一本の しみじみ聞かせる雰囲気で…2コーラス目からは フルで ちょっぴりリズミカルに…いずれにせよ
キレイなメロディラインと 歌詞がキチンと伝わり 改めて この曲の良さを発見。サスガ。

MCなしで いきなり『キミはともだち』。これは 会場も“待ってました”とばかりに 一斉に手拍子。その音が 会場の壁に反響して
木霊のように かえってきます。歌う側としては 若干 音が取りづらかったかもしれませんが 会場全体の一体感たるや…
本当に 気持ちのいいくらいに 心が一つになったようで…ふと 隣を見ると 小4くらいの女の子が この歌が 本当に好きなようで
一生懸命に手拍子しながら フルで歌っていましたわ。
とても お行儀の良いお子さんで お母さまが とくに注意しなくとも ちゃんとステージに 集中していらして…ま、それ以前に
“堅さんが好き”なのかも しれませんわね…可愛らしい“ライバル登場”です…オホホ。v ラストは 超高音で(笑)「thank you〜」と一言。

次は 某テレビでも放映されていた 井上陽水さんの名曲『少年時代』。
このとき気がついたのですが 会場の反響(残響)が 若干改善していたようで…休憩時間に スタッフさんが 微調整なさったのか…
いずれにせよ かなり いい状態で じっくり聴けました。本人も かなり 満足なさった様子で 歌が終わってから 暫く その余韻に
浸るように 微笑みながら…
「…楽しいねぇ…結構 楽しい…スゴイ楽しい…」と 楽しい3段活用で呟かれて…(笑)
こんなに 幸せそうな堅さんを 拝見できた こっちこそ「楽しい」んですよ…。そして…
「まぁ そんなこと言っていながら あと一曲なんですが(会場から 一斉に“えーーーーーっ?”というブーイング(苦笑)」 
そして 堅さんが「なんか 質問とかある?」とふると あちこちから 質問らしい声が…そして 結局 話は<食べ物>へ…
「実は 今回は“前ノリ”してて(前日に長野入り) おそばも食べたよ。こぉ〜…手打ちのね…。で、所謂 土地のものっていうか
“ゲテモノ”っていうのかな…あの<ハチノコ>? <子>って言っていながら しっかり<親>も入っていたんですけど(会場失笑)…
でも 意外と 美味しかったよ…ハチだけに、結構スィートで…さすがハニービー…意外にも“ゴハンがススムくん”でした(笑)」
「ま、でも ボク ゴキブリも食べたことあるんで(会場より“え”――っ!”という声多数…笑)…イヤ、ちゃんと 火を通して
あるやつで(苦笑)…大きさが(と いいつつ 両手で 楕円をつくる)…う〜ん…大体、吉●美和さんの 口の大きさくらい…」
(会場失笑…っていうか…堅さん…コラッ(苦笑))

そしてこのあたりで 隣のテーブル席・最前列にいた ご夫婦に 目をやる堅さん。ダンナさまの腕の中には なんと 小さな“エンジェル”。
(初めは 微動だにしないばかりか 声もあげないので すっかり“大きな荷物”と 思い込んでいた私…苦笑)
白い フリルのついた帽子を被り 抱っこヒモのなかで ニコニコしている赤ちゃんに気がついて…
「(しみじみと)泣かないねぇ…ホント 静かですよねぇ…」と 感心する堅さんに ご主人が
“(赤ちゃんも)堅さんの 歌の大ファンなんですよ”と 一言。そのお隣に座る 奥様も 頷いていらっしゃいましたら 堅さんはポツリと
「ん〜…お母さん似…かな?イヤ、お父さん…ん〜…ドッチにも 似てませんね?」(オイオイ…)と 突っ込み さらに
「どっかで 拾ってきたっていう…カンジでしょうか…」(コラッ)とまで言うと さすがに ご夫婦ともに苦笑い。
それを見て 焦った堅さん…
「イヤイヤイヤ…冗談ですよ(汗)。なんか ダンナさんが ムッとされてましてねぇ…スミマセン」
さらに 笑うしかないご夫婦…ご苦労様です(笑)

そして 改めて キチンとスツールに 座りなおして…
「ボクも 来年で10年を迎えるんですが…自分が感じることを 嘘偽りなく 皆さんに届けることが 恩返しだと思って
 これからも いい曲を 届けていきたいと 思っています。」
と コメント。
そして 『瞳をとじて』…。
透き通った 湖の水面を思わせるようなライティングで ステージ全体が包まれる中 ピアノや ギターの音も いつも以上に
はっきりと聴こえ、そこに 堅さんの 力強い歌声が重なり まさに圧巻! 会場の視線が 一斉にステージ上に注がれていることが
感じられましたし、 それを さらにパワーに変えて 自信たっぷりに歌い上げる姿に ジ〜ンときてしまいました。
余談ではありますが 某テレビ番組収録での 初めての『瞳を…』生歌披露の時の 張り詰めたような空気・異様なまでに伝わってきた緊張感は
まったくなく、 むしろ 会場が この歌で 癒されていくような気がして 改めて 堅さんの歌声のチカラを 再確認致しました。
そして…2ndステージ終了…ここで メンバー紹介…自らも 店長 兼 シンガーと名乗り ステージを 後にしました。 

そして これから アンコールへと 入っていくのですが…悲しいかな 新幹線の乗車時間に間に合う タクシーの乗車リミットまで
あと10分。Y嬢と 時計をにらみつつ “アンコールが 伊勢と同じ流れなら ギリギリ間に合うよ”と 半ば 祈るような気持ちで
手拍子で 堅さんの 再登場を待ちました。
しかし…無情にも メンバーが 再登場したのが リミット7分前…イヤ…まだなんとか…そして 堅さんから 今になって<グッズ>の
話題が…会場から“売り切れ〜”という 残念そうな声が出ると おもむろに 用意してあった 柿ピーに封入されている<フリスビー>
の 大盤振る舞い(と 言っても6つほど…笑)。ものが 軽いだけに 力いっぱい投げても テーブル席までしか届かず…しかも ワタクシの
後ろ側のテーブルからは“ケンちゃんのバカッ!”という 女性の声が…バカって…アハハ(汗)
しかし…ふと 我に返ると…手元の時計は リミットまで 残り4分を示しており…ということは…本当のラストの「未発表・新曲」を
確実に 聴けなくなったということを 示しており…その事実に ショックを受けた ワタクシと彼女の 心の声を代弁するかのように
後ろのテーブル席の 彼女の叫び声が もう一度…“ケンちゃんの バカッ”(苦笑)。

…誰が悪いということを 言いたいワケじゃないのに…この悔しさの行き場を探して 彷徨う間を与えず アンコールの
『LOVE LOVE LOVE』は 始まりました。
ゴスペルに影響を受け “愛”を歌ったこの曲が 今日ほど 優しくて切なく聞こえた日は ございませんでした。
会場全体が 本当に一体となり 堅さん自身も スッと立ち上がり ステージ左右を 動いて オーディエンスの一人一人に
語りかけるように 優しく、力強く…途中 客席にマイクを向けて 楽しそうに…そんな中 私の頭の中には 聞こえないはずの
時を刻む 秒針の音が…そんな中 大きな拍手と共に 曲は終わりました。すかさず Y嬢が コチラを振り返り アイコンタクト…
会場が 一瞬 暗くなるのを 見計らって 身をかがめて ロビーに向って走る 私たちの背中のほうで 堅さんの
“新曲披露”という声と“車は やっぱり ●OYOTAだね?”というMCに笑う 会場の声が追いかけてきて…
ここで 振り返ったら 余計に悲しくなりそうで…出口にいる係員の “足元にお気をつけ下さい”の声にも 耳を傾けることなく
逃げるように 会場を出た瞬間 アカペラの堅さんの 透き通るような声が…

ここで 私の 今回の長野Ken’s Barは終了致しました。
中途半端な レポとなってしまいましたが とりあえず 会場で見たこと・感じたことを 形として残したく 老体に鞭打って(苦笑)
急ぎアップしてみましたので 誤字脱字は ご勘弁のほどを…
なお この後に かなり個人的な レポを つなげますが ソチラは あくまでも<感想文>に近いものですので
ライブ内容などしか ご興味のない方には オススメ致しません。
それでは…以上 色物課・ままちーでした。




ここからは 今回のKen’s Barで 感じたことを つらつらと…
色物課<ウラレポ>でございます。
かなり 勝手に書いておりますので 読んでみて ご不快に思われる
部分もあるかもしれません。 そんなとき 冷静に対処できないと
思われる方は ここで 終了されることを オススメします(笑)


長野まで 高速バスでの旅となり 今回、ご一緒したのは かつて
堅イベントをキッカケに お付き合いさせて頂いているY嬢
(テーブルも一緒)と 悩み多きお年頃(笑)のM嬢を加えての3人…
集合後、車内で頂く おにぎり選びの段階から すでに盛り上がりを見せ
果たして このテンションで 会場まで行けるのか…っていうぐらいの
熱い 堅さん絡みのネタ合戦…近辺の方々…失礼しました(笑)

堅バーの 休憩時間に Y嬢と話して一致した意見としては
<今日の堅さんは ここ数年のライブの中でも 本当にリラックスして
 楽しそうにしている>ということ。
曲数が 多いわけではありませんが 一つ一つの曲を 本当に大切に
歌っていらしたし それが ガッチガチに緊張してじゃなく
むしろ うまい具合にチカラを抜いて 自然に歌っていらしたというのが
何より嬉しくて 本当に 今日ここに来られて 良かったと…
無理をして 自分に何かをしてくれるということも 確かに有難いし
嬉しいこともありますが、本当に嬉しいのは
“好きなヒトが 心から 楽しそうにしてくれてるコト”が 
なによりではないかなぁと…恋人であれ 友人であれ 家族であれ…
皆さんは どぉ思われたでしょうか?

それと 私たちの席から見えた範囲内で お子さん連れの方(赤ちゃんも
含む)が 数名 いらっしゃいましたが 見る限りでは お子さん自身も
堅さんの歌を好きだと見えて 嬉しそうに聴いていらっしゃいましたし
親御さんも 周囲の方に 当然、気は使っていたようですが その場で
お子さん自身への“厳しい態度”を取らずとも 状況を 理解できる
お子さんだからこそ 連れていらしたという風情でございました。
堅さんも あまりの静かさに 驚いていらした 赤ちゃんですが
よくよく見ると 常にご主人が 赤ちゃんを細かくケアして ゴキゲンが
いい状態を キープしていらっしゃいました。
それと あえて抱っこヒモのまま座っていらしたということは 何かが
あった時には 即座に 外に出られるようにということを 前提に
参加したというコトだったようです。
どんな会場でも 子連れライブへのご批判は 確かに多いですし 実際に
目に余る光景も 見たことは ございます。
しかし ただ排除するだけではなく 参加するに当たっての 親御さん
自身の心構えを確認する プロモーターさん側の<規約>等の制定や
入場不可能とするのであれば チケット購入時に はっきり表示する・
託児所などの設置など…検討する余地は 多々あるかと存じます。
(モチロン 親の基本は<子供の安全確保>ですから ただ 託児所に
預けっぱなしの 自分勝手な 親御さんは 論外ですが…ハイ。)

堅さん自身が 一人でも多くのヒトに 曲を…声を 届けたいと思い
J−POPというジャンルを 極めていくのであれば 周囲の人間も
それを サポートするような体制作りを 真剣に お考え頂きたい
ものです。
もちろん…ファン自身もですけどね…。

アンコールのラストを残し 会場から流れてくる 堅さんの歌声を
振り切るように ひたすら走る私と Y嬢の耳に入ってきたのは
シャトルバスの係員の方の
「新幹線ご利用の方は バスではなく タクシーで お急ぎ下さいっ」
という 叫び声…たぶん 私たちが出たあとに 会場を出た方は
確実に間に合わなかったことで ございましょう。 
タクシーは しっかりもののM嬢が すでに手配しており 車の
待ち合わせ場所には すでに 車で待つM嬢の姿。転げるようにして
助手席に乗り込むと 全速力で走ったせいで すっかり息が上がって
しまい 話も出来ない状態の情けない自分と “(ライブ主催者は)
ゼッタイ日帰りするヒトを 想定しているはずだから”と 勝手に
予想して 長野を選んだ 自分の読みの甘さ…
そして 間違いなく 堅さんからも 空席が目に入る場所を 空けて
しまうことへの罪悪感で おもわず 目頭が 熱くなり…
そんな中 運転手さんの スムーズな運転で 長野駅に到着したのは
新幹線の出発時間の7分前。涙など 流しているヒマもございません。
改札口まで 一気に 駆け上がり とりあえず ギリギリでホームへ。 
21:40 に 新幹線あさま534Eは すべるように 動き始めました。
車内では 落ち込む私を見るにつけて 彼女が悪いわけではないのに
「本当にゴメンネ」と ずっと気遣ってくれた 優しいY嬢。
乗車後のメールで ライブ終了を報告した堅友さんたち・色物課課員からは
次々とRESが…その ひとつひとつを読んでいるうちに 自分自身の
“身勝手さ”にとらわれていたことに 気がつき…今回 いい席を譲って
くれた堅友さんや 自分はライブに参加できないのに 喜んで 私を
送り出してくれた友達…それら 多くの人たちの 温かさに支えられて
いることへの<感謝の心>を 見失っていた自分を 本当に 恥ずかしく
思いました。
Y嬢とM嬢とは 上野駅で別れ 一人 私鉄に乗り込んだ私に 一本の
メールが…。それは 今回 私が 長野のチケットを手配して差し上げた
音楽友達からのものでした。
彼女とは メールの不具合で 当日連絡が取れず 会場でも 会うことは
出来なかったのですが どうやら アンコールを すべて聴いたが為
新幹線には 間に合わず 直江津(新潟)周りの夜行列車に 乗り込んだ
とのメールでした。
確か 東京着は 朝の6時頃…車中一泊という お世辞にも 快適とは
言えない状況にも関わらず 彼女らしい 明るい言葉に満ちたメール。
その 一番最後の部分には 「ありがとう」と一言。
それを 帰宅後の風呂の中で 思い出した瞬間…
今まで 堪えてきた想いが…なんとか止めようとしても 次々に溢れる
涙とともに 湧き上がってきて…今回の この長野行きこそ 私自身が
本当に大切にしなくては いけないものが 何かということを 
明確に 教えてくれました。

それは…家族・友人・仲間…そして それらの キッカケを 作ってくれた
平井堅さんというアーティストの<歌>。
それらは 私の大切な 宝物です…今日は 心から 言わせて下さい。
『ありがとう』 を…。


以上 オマケレポでした(笑)

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